重量鉄骨の解体費用・解体工事

ビルの解体費用

優伸コーポレーションは、これまで重量鉄骨造の解体工事も数多く手がけてきました。一般的に鉄骨は銅材の厚さが6mm未満の「軽量鉄骨」とそれ以上の「重量鉄骨」に大別されます。厚みの差はわずか2mmですが、解体工事をする上でこの違いは大きく、重量鉄骨ならではの様々な解体ノウハウが必要です。また、重量鉄骨造は木造や軽量鉄骨造に比べ、耐震性や防火性などに優れますが、その分、素材が硬く頑丈なため、使用する専用の重機も高額となります。重量鉄骨は、以前はビルやマンションなどに多く用いられていましたが、昨今は戸建て住宅でも多く使用されるようになりました。高額なイメージがある重量鉄骨の解体工事ですが、どのような費用が発生するかをあらかじめ知るとともに、自治体の助成金などを有効に活用することで、費用を減らせる場合があります。ここでは一般的な重量鉄骨の解体工事には、どのような費用が発生するのか、また、他の構造と比べどのくらい費用が違うのか、などをわかりやすく解説します。

重量鉄骨解体費用相場

重量鉄骨解体

当社の鉄骨造家屋の解体費用は、1坪当たり38,000円~となっています。ただし、この解体費用は、住宅を想定したものです。また、重量鉄骨は3階建て以上のマンションやビルに用いられることが多いため、38,000円~/坪という価格は、あくまでも目安となります。解体価格は、建物の規模や高さ、面積、鉄骨の量、立地条件、構造等難易度などによって大きく上下し、建物の解体工法も現場に応じて異なります。実際の解体費用は現地調査を行って判断する必要があります。このように解体工事費用はさまざまな要素で決まりますので、一概に費用相場や平均単価、人件費を算出することは難しいのですが、どのような種類の費用で構成されているのか、内訳をおおまかに把握しておくことで、大体の相場を予想することは可能です。具体的には壊す重量鉄骨の坪数や延べ床面積、㎡数、各種設備の有無、重機使用の有無、アスベスト(石綿)除去の有無、解体後に撤去、除去、廃棄するコンクリートのブロックや廃材、木くず、木材、ガレキ、石膏ボードなどの処分量、リサイクル量などで解体費用が決まります。

重量鉄骨解体工事における重機費用

重量鉄骨の解体工事において重機の使用は必要不可欠です。木造住宅などの場合、人力による手作業で解体工事が行われるケースもありますが、重量のある鉄骨で組まれた重量鉄骨造の解体においては建物の構造や工事期間、工期の長さにもよりますが、当社は専用の重機を使って効率的に解体工事を行っています。重機を使う際、ポイントになるのが、現場に重機を置いたままにできるスペースがあるかないかという点です。現場にそのようなスペースがあれば、重機置き場と解体工事現場を往復する必要がないため、重機を移動する際に生じる費用、いわゆる回送の費用が発生せず、解体工事費用の削減につながります。また、依頼した解体業者が自社で重機を保有していない場合は、リース料や場合によってはマージンなどが発生し、余計に解体費用がかさむ事もあります。その点、当社はハンドブレーカーやユンボ(油圧ショベル)、圧砕機、ハンマー、カッターなどの重機、機材を所有しており、解体構造物の状況に応じて使い分けるとともに解体費用のコストダウンに努めています。

アスベスト含有の重量鉄骨解体費用(除去費用)

アスベスト(石綿)は、主に木造の戸建てや鉄骨造の集合住宅で使われていたケースが多いため、重量鉄骨造における使用例は多くはありません。ただし、解体しようとしている重量鉄骨が、アスベストを含有しているか否かは必ず把握する必要があります。アスベストを吹き付ける事は現在は全面的に禁止されていますが、禁止以前に建てられた戸建て住宅や集合住宅では今なお使用されており、そうした建物を取り壊す際には、細心の注意が必要です。その点、当社ではアスベストが吹き付けられている建物の解体工事にも対応していますのでご安心ください。また、専門業者が請け負うアスベストの含有調査や工事現場での石綿の粉塵飛散防止対策用の設備などは、使用に際し高額な費用がかかる場合があります。その際は、自治体による補助金や助成金制度の有無を調べ、もしあれば有効的に活用し、解体費用の削減を図りましょう。

重量鉄骨解体工事の残置物撤去・廃材運用搬・リサイクル費

重量鉄骨の解体工事では、鉄骨はもとより、コンクリートガラやコンクリートブロック、木くず、粗大ごみなどが大量に発生します。これらを地中に埋めたり放置したりすること、いわゆる不法投棄が長年にわたって社会問題となっています。当社はもちろんこうした違法行為を行うことなく、適切に分別し処理しています。その一環として、当社は産業廃棄物処理専門のグループ会社を擁しており、同社で取り壊しにより出る廃棄物・廃材の適切な処分運搬とリサイクルを徹底しております。また、当社グループはマニフェスト(産業廃棄物管理票)や国が定めた「建設リサイクル法」を遵守するとともに、その対象となる解体工事にも対応可能です。また、当社は処分やリサイクルに関する各種届出のフォローも致しますので、安心して解体工事をお任せください。

木造家屋・軽量鉄骨造家屋・RC造家屋との解体費用の違い

重量鉄骨解体

重量鉄骨の解体費用は、高額というイメージが浸透しており、実際に木造<鉄骨造<鉄筋コンクリートという順で坪数あたりの解体費用が高くなる傾向があります。木造の解体工事で大量の木くずや建材、断熱材が廃棄されるように、重量鉄骨の解体工事では多くの鉄骨、鋼材が発生します。これらはいずれも重量があるため、その運搬や廃棄、除去の費用がかさみます。当社の場合、木造家屋は32,000円~、軽量鉄骨造家屋は35,000円~、鉄骨造家屋は38,000円~、鉄筋コンクリート(Reinforced Concrete)造家屋は40,000円~が1坪当たりの解体費用の平均です。ただし、これらの価格は、立地条件や構造等難易度によって変動しますので、まずはお気軽に当社の無料見積り(相見積もりも歓迎)をご利用ください。また鉄骨鉄筋コンクリート(src造)などの解体にも対応しておりますので、費用はお問合せください。

重量鉄骨以外の施設・建物の解体費用について

優伸コーポレーションは、本社がある関東地方を主な施工エリアとしていますが、名古屋にも拠点を置き、全国的に解体工事エリアを拡大しています。当社は木造家屋や軽量鉄骨造家屋、重量鉄骨を含む鉄骨造家屋、鉄筋コンクリート造(RC造)など、あらゆる構造の解体工事に対応可能です。また、家屋や一軒家、戸建て、平屋をはじめ、3階建てや4階建てといった高さのある建物でも豊富な実績があります。長屋、古屋(古家)などの一般住宅に加え、高齢化の進展にともない全国的に増加している老朽化した空き家も近年、解体工事が増えています。また、マンションやアパート、ハイツ等の集合住宅や狭小住宅をはじめ、飲食店、店舗、商業施設、オフィスビル、事務所、工場、倉庫、病院、売却物件、仮設住宅、さらには銭湯などの特殊な建物の解体工事も可能です。躯体、骨組みだけを残すスケルトン工事もお任せください。

さらには、増築や減築、団地リノベーション工事、店舗内装の原状回復、リフォームのための建て替え、柱・杭抜き、切離し・切断工事、屋根の葺き替え、瓦撤去、敷地内整地や更地、地中埋設の撤去、梁解体、床の張替といった工事も合わせてご希望でしたらお気軽にお申し付けください。建物そのもの以外の周辺の付帯工事も承っており、たとえば、土間、ブロック塀、外壁、内壁、鉄製フェンス、門、各種囲いなどの解体、土地の庭石の移動や庭木、樹木の伐採、裁断、花壇の整地なども承ります。また、舗装されたアスファルトの斫り、外構、地下室、小屋、物置、プレハブ倉庫、駐車場周りのカーポート、車庫、ガレージ、さらには浄化槽、井戸、土蔵などの住宅周りの解体工事も施工用例が豊富にございます。鉄筋造の解体工事、特に重量鉄骨の解体工事実施の際は、騒音や振動の発生はどうしても避けられませんが、当社は最大限、近隣住民の皆様に配慮して解体工事を行います。

一例として、建物を囲う養生シートはもとより、階上の足場の設置、重機を使う際には防音シートを建てるほか、飛散防止のための散水などを徹底します。また、重量鉄骨の解体工事は何よりも安全第一で取り組み、ガードマンによる周辺道路の交通整備、特に道幅の狭い道路では細心の注意を払って工事します。近隣へのあいさつ回りや行政機関への家屋滅失届の提出のサポートや代行等も当社で行いますので安心してお任せいただけます。まずは当社の無料見積り(相見積もりも歓迎)をご利用ください。皆様のお問い合わせをお待ちしております。

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