病院の解体費用・解体工事

病院の解体費用相場

優伸コーポレーションでは、病院をはじめとした医療施設の解体工事も承ります。病院にも様々な形態がありますが、当社は、地域医療を担ういわゆる町医者や医院、診療所、クリニックはもちろん、多くの病床を持ちコロナ病棟などを擁する総合病院まで幅広く対応します。病院の解体費用相場の内訳はどうなっているのか、また、木造の病院と鉄筋造の病院ではどれくらい費用が違うのかなどを解説します。

病院の解体費用相場

病院の解体費用相場

病院の解体工事費用は、一般の戸建て住宅と同様、取り壊す躯体の構造や坪数、使用する重機の種類、工法、アスベスト使用の有無、解体後に撤去する廃材の処分量やリサイクル量、それらの運搬、撤去の複雑さなどによって決まります。病院だからといって特別な費用が発生するわけではありませんが、病院はその特性上、患者の体液が付着している廃棄物や使用済みの注射器といった、いわゆる医療廃棄物といわれる感染症廃棄物が発生する可能性があり、それらの取り扱いには細心の注意を払う必要があります。また、病院は一般的な住宅に比べ大規模な解体工事となるため、一定数のガードマンと交通誘導員を見込む必要があり、人件費が増える傾向にあります。いずれにしても病院を含む取り壊し物件の解体費用は、当社のような解体専門業者が現地調査を行い、つぶさに調査した上で最終決定されます。まずは当社の無料見積もり(合い見積りもOK)をご利用下さい。

延べ床面積、平米(㎡)数、坪当たりの病院解体費用

優伸コーポレーションでは、構造ごとに解体単価を設定しています。当社の解体費用の平均(1坪当たり)は、木造家屋で32,000円~、鉄骨造家屋で38,000円~、鉄筋コンクリート(Reinforced Concrete:RC)造家屋で40,000円~です。これらの価格は家屋を前提にしたものですが、病院の解体工事費用を踏まえる上での参考価格となります。取り壊す病院の立地条件や構造難易度などによっても解体価格は変動することがありますので、あくまでも目安になさってください。病院は診察する科によって面積が異なります。ちなみに内科や小児科といった一般的な病院の適正な広さは100~150㎡以上といわれます。一方、日本最大級の「聖路加国際病院」(東京・中央区)といった大規模総合病院は敷地面積15,000㎡以上、建築面積10,000㎡以上に及び、一般的な病院の規模と比べると実に100倍もの開きがあります。

病院解体工事における重機費用

日本では1975年に、吹き付けの使用が全面的に禁止されたアスベスト(石綿)ですが、それ以前はひんぱんに使用されていたため、内装材やダクト内にアスベストを含有する病院は、今なお数多く残っています。アスベストは健康被害や発がんの原因とも考えられており、解体しようとしている病院に使用が認められれば、適切に除去、撤去、廃棄しなければなりません。その点、当社は、アスベストを含む建築物の解体工事で豊富な実績がありますので、含有の有無のための事前調査とあわせて、安心してご依頼ください。同様に、PCB(ポリ塩化ビフェニル)も人体に悪影響を及ぼす有毒性が確認されており、コンデンサーや蛍光灯に使用されているケースが多々あります。当社はこのPCBについても適切に処理します。

病院解体工事の残置物撤去・廃材運搬・リサイクル費用

病院に限らず、全ての建築物は解体工事の際、備品を含む残置物や鉄骨、鉄くず、建材、資材、残土、コンクリートブロック、ガラ、破片、粗大ゴミなど多くの廃棄物が搬出されます。さらに病院の場合は、前述のとおり、医療廃棄物や検査機器・診断装置・リハビリ機器・測定機器・撮影機器・CR・医療用冷蔵庫といった特殊な機器が排出される可能性があるため、解体費用は割高となるケースがあります。こうした廃棄物を無許可で地中や地盤に埋めたり、埋蔵することは完全に違法行為であり、指定外の場所に投棄する行為ももちろん、許されていません。しかし、いまだにこうした違法行為が全国各地で散見され、地域住民の皆様に多大なご迷惑をお掛けしています。当社は、産業廃棄物の処理に特化したグループ会社を擁しており、同社が適切に運搬、分別、リサイクル、処分、中間処理処分などを行っています。当社グループは、解体事業者として社会的責任を果たすべく、自社で定めた厳しいマニフェスト(産業廃棄物管理票)を徹底するとともに国が定めた「建設リサイクル法」をはじめとした各種法令を遵守し、データを公表しています。また、当社は処分やリサイクルに関する行政機関への各種届出や、税金、税制、補助金の措置などについても詳しくご案内しますので、あわせてご相談ください。

構造ごとの病院解体費用(比較)

構造ごとの病院解体費用(比較)

病院の解体工事に際しては、取り壊す病院の構造にあわせた工事が必要です。構造は木造、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)に大別されますが、病院によっては複数の構造が混在している建物もあります。当社は特例のケースにも対応可能ですので、お問い合わせください。

木造病院の解体工事

木造の病院は、地域医療を担う診療所などいわゆる町医者でよく見られます。平屋建てが多いため、場合によっては人力による手作業で解体工事が行われます。住居を兼ねている病院もあり、あわせて解体工事する場合もあります。

鉄筋コンクリート造病院の解体工事

鉄筋コンクリート造病院の解体工事は重機を用いて行われます。当社は様々な重機、機械を所有しており、構造物に応じて最適な重機を駆使して効率的に施工します。オフィスビルやマンションで採用される鉄筋コンクリート造ですが、病院でも多く見られる構造となっています。

鉄骨鉄筋コンクリート造病院の解体工事

鉄骨鉄筋コンクリート造病院の解体工事は、重機の使用が必須で、建物によっては大量のコンクリートガラやブロックなどが排出されます。同時に騒音や振動、粉塵も発生するため、養生シートや防音シート、散水を徹底し、周辺の皆様に最大限配慮します。SRC造は高層建物に採用されるケースが多く、当社は階上解体の実績も豊富ですので、ぜひご相談ください。

病院の解体工事で使える補助金・助成金

病院の解体工事に関係する補助金としては、国庫補助金に含まれる厚生労働省所轄の医療施設等施設整備費補助金などがあります。この補助金は、医療施設等(公立を含む)の施設整備、例えば新築や増改築などをする際の補助となります。建物の老朽化や狭隘化により建て替え、または改修が必要な場合などに一定の補助金が給付されます。病院経営が全国的に厳しさを増す中、こうした補助金制度を有効に活用しましょう。補助の詳しい内容や金額などは厚生労働省や各都道府県のホームページをご確認ください。

病院以外の施設・建物の解体費用について

当社は、病院以外にも様々な建物の階上解体で豊富な実績があります。あわせて、柱・杭抜き、切離し・切断工事、地中埋設の撤去、店舗内装の原状回復、スレート解体および屋根の葺き替え、瓦やトタン撤去、敷地内整地や更地、床の張替、梁解体といった工事もお申し付けください。飲食店や店舗、商業施設、事務所、倉庫、上屋、新築、売却物件、借地物件、仮設住宅、空家なども解体します。鉄塔や銭湯、その煙突といった特殊な解体工事も承ります。躯体、骨組みだけを残す工事(スケルトン工事)もご相談ください。付帯工事でも豊富な実績があります。これまで土間、ブロック塀、外壁、内壁、囲い、鉄製フェンス、門扉、石垣、犬走、サンルームといった部分的な工事も数多く手がけてきました。土地や区画の庭石の移動や庭木、植木、樹木の伐採、裁断、花壇の整地もお任せください。舗装されたアスファルトの斫り、地下室、外構、別棟、宿舎、プレハブ倉庫、小屋、納屋、物置、浄化槽、井戸、土蔵など住宅周りの解体工事も施工用例が豊富にあります。駐車場周りのカーポート、車庫、ガレージ、カスケードガレージの解体工事も近年増えています。また、天災により倒壊の恐れのある廃屋や立ち退く必要が生じた老朽化した家屋、空き家の解体工事依頼もお寄せください。長屋、古屋(古家、古民家)に加え、アパート、ハイツといった集合住宅や狭小住宅の解体工事も数多く手がけてきました。リフォームのための団地リノベーション工事や減築工事も数多くご発注頂いています。当社は隣家へのあいさつ回りや、行政機関への家屋滅失届の提出などもサポートします。

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