飲食店の解体費用

飲食店の解体費用相場

優伸コーポレーションは、飲食店の解体工事でも豊富な実績があります。居酒屋やラーメン店、ファミリーレストラン、食堂、定食屋、カフェ、喫茶店、軽食屋、割烹、料理屋、ファストフード店など和洋中問わずあらゆる飲食店の解体工事を承ります。居抜きや内装解体、スケルトン解体、原状回復もお任せください。ここでは飲食店のおおまかな解体費用の内訳とともに、飲食店の解体工事はどのように行われるかなどを詳しくご案内します。

飲食店の解体費用相場

飲食店の解体費用相場

飲食店の解体費用相場は一般的に、取り壊す店舗の規模(㎡、㎥、坪数、延べ床面積)や工期などによって決まります。ただし、店舗や業態によっては、排気ダクトや無煙ロースターが多く設備され、配管が複雑な構造になっているケースもあり、戸建て住宅やオフィス、小売店などと比べ解体費用が割高になるケースもあります。

面積・坪当たりの飲食店解体費用

飲食店の解体費用は、面積や坪当たり単価で決まりますが、場合によっては、ほかの要因が解体費用に影響します。たとえば、隣接する飲食店の営業時間との兼ね合いで早朝や深夜に解体作業しなければならない店舗、巨大な什器や業務用冷蔵庫、業務用エアコン設備を運び出す必要がある店舗、コンクリートの斫り工事が必要な店舗などです。

また、業態で言えば、水道やガス、電気といったライフラインや、給排気設備が大きな焼き肉店や中華料理店といった「重飲食」を営む店舗は解体費用が高く、反対に複雑な設備が少ないカフェなどは安くなる傾向があります。いずれにしても、飲食店の解体工事は、一般的な戸建て住宅に比べていくつかの条件が求められますので、解体専門業者が入念に現地調査を行って精査し、全景を把握する事が重要となります。

飲食店解体工事における重機費用

木造平屋造りの昔ながらの食堂などの解体工事は、手作業で行うこともありますが、一定の面積を有し、店舗内に運搬用エレベーターなどを備え付けた飲食店では、重機による解体作業となります。当社は圧砕機、ユンボ(油圧ショベル)、ハンドブレーカー、ハンマー、カッター、アーム、フラットソーイング、クレーンなど様々な重機を所有し、階数のある建物でも効率的に解体施工します。重機費用は、使用する重機が大型になればなるほど高くなり、シーズンや時期によっては高騰する事もあります。また、重機使用の際は、騒音や振動が発生します。飲食店は必然的に人通りの多い場所にある事が多いため、解体工事の際は、通行人や近隣、隣地でくらす近接の皆様に迷惑をおかけしないよう建物を囲う養生シートや防音シートを建てるのはもとより、足場を設置し、隣家への粉塵飛散防止のための散水などを徹底します。

飲食店のスケルトン解体/原状回復工事費用

飲食店の解体では居抜き工事が多い一方、スケルトン解体もひんぱんに行われます。スケルトン解体とは、店内の内装を全て解体し、建物を支える柱・梁・床など構造躯体だけを残す工事で、いわゆるコンクリートの打ちっぱなし状態にするものです。スケルトン工事により、柱や梁が老朽化している場合には改修工事を行って耐震性を向上させることが可能となります。また、店舗が入れ替わるごとに大幅な改装が可能となるため、テナント物件の多くは退去時にスケルトン工事を行い、次の入居者に明け渡す契約になっています。また、原状回復工事も飲食店をふくむ一般的な賃貸借契約で度々行われる工事です。原状回復は物件を契約前の状態に戻して返却することを指すもので「原状復帰」ともいわれます。契約前に設置されていたものや状態はそのまま残し、契約後に設置したものは内外装に限らず全て解体し、撤去します。どの状態にして戻すのか、返却するのかを確認せずに工事を行ってしまうと、違約としてオーナーや管理会社から損害賠償を請求されるといったトラブルに発展してしまうケースもあるので、施主や借主と管理者が返却方法についてしっかり打ち合わせしておく事が重要です。スケルトン解体や、原状回復工事費用については、当社の無料見積もり(合い見積りもOK)をご利用下さい。

アスベスト含有の飲食店の解体費用(除去費用)

アスベスト(石綿)は発がんのおそれがあるため、日本では全面的に使用が禁止されていますが、アスベスト含有の建物はいまだに数多く見られます。飲食店はその特性上、アスベスト使用があってはなりませんが、古くから営業している飲食店などでは、内装やダクト内などに使用されている店舗は少なくありません。アスベスト含有物件の解体工事には細心の注意が必要です。その点、当社は飲食店におけるアスベスト含有の建物の解体工事でも豊富な実績があり、解体費用を抑えて施工しますので安心してご発注ください。

飲食店解体工事の残置物撤去・廃材運搬・リサイクル費用

飲食店の解体工事では、カウンターを含む様々な什器や厨房機器、間仕切り、業務用冷蔵庫、看板、レジスターなどを運び出す必要があります。また、コンクリートブロックやガラ、がれきなどの粉砕物や破片に加え、鉄骨造の場合は、鉄骨、鋼材、鉄くずが、木造の場合は木くず、木材などの建材や資材、資材が大量に排出されるほか、木造、鉄骨造を問わず石膏ボードや残土、粗大ごみ、断熱材、不燃物なども発生します。飲食店によっては、1階が店舗と厨房、2階、3階以上が住居になっている事もあり、解体工事の際は家財道具なども搬出、処分する場合があります。近年、解体工事で排出された残置物や廃材、産廃を無許可で埋めるといった不法投棄が社会問題になっていますが、当社は適切に運搬、分別し、リサイクル処理を施します。具体的には当社では、マニフェスト(産業廃棄物管理票)の遵守はもちろん、自社で産業廃棄物処理専門のグループ会社を擁するため、廃棄物・廃材の適切な中間分別処理、処分運搬とリサイクルを徹底しています。また、当社は「建設リサイクル法」対象となる解体工事にも対応しており、各種届出のフォローもしますのでご依頼ください。

その他の飲食店解体費用

飲食店の解体費用は、壊す建物の構造によって上下しますが、それ以外にも店舗の造作や状態、立地条件などによって金額が変動することがあります。たとえば個室や小上がりが多い店舗、床タイルが著しく老朽化した店舗、階上でありながらエレベーターが設置されていない店舗、ほかにも作業現場に車両の駐車スペースが無い店舗などは、重機の回送費が発生する分、解体費用が高くなる場合もあります。

構造ごとの飲食店解体費用(比較)

飲食店に限らず、あらゆる建物の解体費用は構造によって変動します。一般的には木造<鉄骨造<鉄筋コンクリートの順で坪数あたりの解体費用が割高になる傾向にあります。木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造ごとの飲食店の解体費用の目安をご案内します。

木造飲食店の解体工事

木造の飲食店は、商店街などに点在し、地元の人々から親しまれる食堂や定食屋などでよく見られます。平屋造り、あるいは2階が住居スペースになっている店舗が多く、解体工事は、手作業で行われる場合もあります。ちなみに当社の木造家屋の解体費用は、1坪当たり単価32,000円~となっています。

鉄筋コンクリート造飲食店の解体工事

鉄筋コンクリート造飲食店の解体工事では、重機の使用が必須となるため、木造の飲食店よりも解体費用は高くなります。ちなみに当社の鉄筋コンクリート(Reinforced Concrete:RC)造家屋の解体費用は40,000円~(1坪当たり)で、解体難易度が上がる分、木造と比べ坪当たり8,000円ほど高くなっています。

鉄骨鉄筋コンクリート造飲食店の解体工事

鉄骨鉄筋コンクリート造の飲食店は、大手チェーン店などに見られ、国道や主要道沿いのロードサイドなどに位置します。1階が十分な広さの駐車場となっている事もあります。規模が大きい分、土工、人件費などがかさみ解体費用は高額になります。

飲食店の解体工事で使える補助金・助成金

飲食店の解体工事に特化した補助金や助成金はありませんが、店舗が閉店して老朽化し、倒壊のおそれがある場合などには「老朽危険家屋等解体撤去補助金制度」があります。自治体によって制度の名称は異なりますが、この制度は建築基準法施行令の耐震関係基準が大幅に強化された昭和56年6月1日以前に建築された木造の建築物を解体するに際、その費用の一部を助成するものです。同様に「木造住宅解体工事費補助金」といった事業を行っている自治体もあります。これは自治体が作成した「無料耐震診断」の結果、一定基準の耐震性を満たさない住宅に対して解体工事を行う際、その費用の一部を補助する制度です。

また、店舗のリフォームのための補助事業としては「受動喫煙防止対策助成金」や「小規模事業者持続化補助金」などがあります。これら以外にも解体工事がからむ補助事業があるかもしれませんので、取り壊しやリフォームの事前には必ず、最寄りの自治体や商工会のホームページなどをご確認ください。また、当社はこれら補助事業の書類作成もお手伝いします。

飲食店以外の施設・建物の解体費用について

当社は飲食店以外にも、工場、商業施設、事務所、倉庫、長屋、上屋、新築、売却物件、借地物件、買取物件、仮設住宅、アパート、自然災害で倒壊のおそれのある古家や廃屋、空き家などの解体でも豊富な実績があります。銭湯やその煙突、鉄塔なども安値で対応します。敷地内の整地や跡地更地、床の張替、杭抜き、切離し・切断工事、スレート解体および屋根の葺き替え、天井、瓦、トタン撤去なども安価で承ります。増築・減築リフォーム、リノベーション工事、バリアーフリー工事もご相談ください。付帯工事でも幅広い施工事例があります。たとえば、敷地内のウッドデッキ、犬走、サンルーム、土間、土蔵、トイレ、物置、浄化槽、井戸、宿舎、野積倉庫を含むプレハブ倉庫、小屋、納屋、別棟なども安価で解体するほか、庭木、植木、樹木の伐採、裁断、庭石の移動や花壇の整地、地中埋設物、地下室の解体撤去などもお任せ下さい。また、あらゆる塀や壁、フェンス類も解体可能で、鉄製フェンス、ブロック塀、外壁、内壁、擁壁、囲い、門扉、石垣、外構などの解体工事も承ります。現場を通る舗装されたアスファルトの斫りなども承ります。駐車場を含む車庫、カーポート、ガレージはもとより、カスケードガレージも解体施工します。また、当社は行政機関への家屋滅失の届出や相続税の試算といった手間取る事務作業もサポートしますので、お申し付けください。

解体費用の無料見積りはこちら