銭湯の解体費用

銭湯の解体費用相場

優伸コーポレーションは銭湯の解体工事も承ります。銭湯の解体工事では煙突の解体が必要な場合もあり、これはかなり高度な技術が必要です。当社は銭湯の規模や煙突の形状などから最適な工法を駆使し、安全に解体工事を行い、お客様のコストダウンに貢献します。ここでは銭湯のおおまかな解体費用とともに、銭湯の解体工事はどのように行われるかなどを詳しくご案内します。

銭湯の解体費用相場

銭湯の解体費用相場

銭湯の解体費用相場は、取り壊す銭湯の規模(㎡、㎥、坪数、延べ床面積)などによって決まるのが一般的です。銭湯は一般住宅や一軒家には無い銭湯ならでは各種設備がありますから特別な費用が生じる場合もあります。また、銭湯は煙突の解体工事を行う必要があり、煙突の解体は、形状や規模によっては特殊な工法を要します。そのため、一般住宅に比べ、やや割高になるケースもあります。現場によっては、そのほかの費用が発生する場合もありますので、まずは当社の無料見積もり(合い見積りもOK)をご利用下さい。

面積・坪当たりの銭湯解体費用

銭湯の解体費用は、面積や坪当たりで決まります。ただし、銭湯の場合、洗い場や脱衣所が同階の平屋造りがほとんどですが、地下に機械室や燃料室、ボイラー、RC浄化槽、タンクなどが配置されているため、一般的な戸建て住宅のように比較的簡単に面積・坪当たりの解体費用の内訳をお出しにくいのが実情です。したがって入念に現地調査を行い、全景を把握する事が重要となります。

銭湯解体工事における重機費用

銭湯の解体工事では、建物に応じて重機が使用されます。当社は圧砕機、ユンボ(油圧ショベル)、ハンマー、カッター、アーム、フラットソーイング、クレーンなど様々な重機を所有し、効率的に施工します。主な工法としては、ロングアーム重機やハイリフト重機で解体する「地上解体」、下の階からだるま落としのように解体していく「カットアンドダウン工法」などが一般的です。また、銭湯の煙突の解体は高所となるため、ハンマーやバール、ハンドブレーカーなどで人力解体する事もあります。ハンドブレーカーは工期がかかるのに加え、騒音が大きいといったデメリットがありますが、解体中コンクリート片の落下が防げます。

重機費用は、使用する重機が大型になればなるほど高くなる傾向があります。また、重機使用の際は、騒音や振動が発生します。ロードサイドに位置する大規模公衆浴場、いわゆる「スーパー銭湯」とは対照的に、昔ながらの銭湯は、商店街や学生街といった通行人の多い場所にあるため、解体工事の際は、なんといっても安全第一が求められます。また、当社は浴場のタイルや破片などが飛び散らないよう、建物全体に足場を組んで養生シートで囲うとともに防音シートを建てることで出来る限り周辺の皆さまにご迷惑をお掛けしないように施工します。あわせて隣家への粉塵飛散防止のための散水も徹底します。状況に応じてガードマンによる周辺の交通整理、特に道幅の無い狭小道路では細心の注意を払って工事します。

銭湯の煙突解体費用

銭湯の象徴ともいえるのが煙突です。煙突解体には特別な費用が発生する場合があります。巨大な煙突になると、ダイヤモンド入りのワイヤーを高速回転させて、輪切りのように切断する「ワイヤーソー解体」(ワイヤーソーイング)で対応するため、煙突解体費用がかさみます。ワイヤーソー解体は、煙突を3~5メートル毎に分けて切断するため、工期を短縮出来るメリットがあります。カッターで削っていくクラッシャー工法、水圧で解体するウォータージェット工法、切断機で解体するウォールソー工法などもあります。煙突によっては、煙突炭層繊維補強工事や煙突補強バンド追加工事などにより頑丈に補修施工されているため、まずは十分な現地調査と点検が不可欠です。

アスベスト含有の銭湯の解体費用(除去費用)

発がんの恐れがあるといわれるアスベスト(石綿)。日本では1975年に吹き付けの使用が全面的に禁止されましたが、それまでは良否がはっきりしなかっため、建物建設の際、内装やダクト内などにひんぱんに使用された経緯があります。このアスベストを使用した銭湯は、数多く残っていると考えられ、その解体工事には細心の注意が必要です。当社は銭湯をふくむアスベスト含有の建物の解体工事でも豊富な実績があり、解体費用を抑えて施工しますのでご安心ください。また、煙突には、ダイオキシン類が付着しているケースもあります。ダイオキシンを含む煙突を解体工事の際にガス溶断などで切断すると、気化する恐れもあるため、超高圧水洗浄などにより付着物を適切に除去する必要があります。

銭湯解体工事の残置物撤去・廃材運搬・リサイクル費用

銭湯に限らず、建物を取り壊した際は、重量・軽量鉄骨、鉄くず、木くず、木材、建材、鋼材、資材、石膏ボード、残土、コンクリートブロック、ガラ、粉砕物、破片、粗大ごみ、断熱材、がれき、家財道具、不燃物、太陽光設備、バスリブなど様々な材質の物が大量に排出されます。また、銭湯の場合は、番台や下駄箱、ロッカー、鏡などはもとより、煙突やボイラーといった専用設備の解体物、金属片が大量に発生します。これらを無許可で埋めたり、廃棄したりするといった不法投棄が社会問題になっていますが、当社は責任を持って残置物の撤去、廃材運搬、リサイクル、分別を最大限費用を抑えて承ります。

構造ごとの銭湯解体費用(比較)

銭湯の解体費用に大きく影響するのが、構造です。取り壊す銭湯が、木造か鉄筋コンクリート造か、あるいは鉄骨鉄筋コンクリート造かによって、価格は大きく異なります。木造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造ごとに解体費用をご案内します。

木造銭湯の解体工事

木造の銭湯は、昔ながらのいわゆる風呂屋などによく見られます。解体工事は、手作業で行われる場合もあります。ちなみに当社は、木造家屋の場合、1坪当たり単価32,000円から解体工事を承っています。木造銭湯の解体費用もこの価格を参考に算出していきます。

鉄筋コンクリート造銭湯の解体工事

鉄筋コンクリート造銭湯の解体工事では、重機の使用が必須となるため、木造銭湯よりも解体費用は高くなります。なお、当社は鉄筋コンクリート(Reinforced Concrete:RC)造家屋の場合、40,000円~(1坪当たり)解体工事を承っています。

鉄骨鉄筋コンクリート造銭湯の解体工事

鉄骨鉄筋コンクリート造の銭湯といえば、広い駐車場を抱え、内湯のみでなく、ジャグジー、サウナ、露天風呂などの付加的な風呂設備や食事スペース、休憩場所を有した「スーパー銭湯」などが挙げられます。近年はエステ・ネイル・フィットネススタジオなどを併設した2階建てや3階建て以上の施設もあり、規模が大きな分、土工、人件費などがかさみ解体費用は高額になります。

銭湯の解体工事で使える補助金・助成金

銭湯を含む公衆浴場をめぐっては、一般公衆浴場事業者が設備の設置や改修、衛生用品の購入等にご利用できる補助金「公衆浴場支援事業補助金」や、老朽化、劣化した銭湯などを対象とした「公衆浴場耐震化促進支援事業補助金」などがあり、コロナ禍も重なり全国的に廃業が増えている銭湯の経営をサポートしています。解体工事で使える補助金や助成金は充実しているとはいえない状況ですが、自治体によっては、解体工事に特化した補助事業を行っている場合もありますので、必ず最寄りの自治体のホームページなどをご確認ください。

銭湯以外の施設・建物の解体費用について

当社は銭湯以外にも、飲食店や商業施設、事務所、倉庫、上屋、長屋、新築、売却物件、借地物件、仮設住宅、アパート、自然災害で倒壊のおそれのある古家や廃屋、空き家も解体します。銭湯の煙突解体で培った技術を活かして、鉄塔なども安値で対応します。敷地内の整地や跡地更地、床の張替、梁解体、柱・杭抜き、切離し・切断工事、店舗内装の原状回復、スレート解体および屋根の葺き替え、瓦やトタン撤去なども安価な解体費用で承ります。躯体、骨組みだけを残す工事、いわゆるスケルトン工事やリノベーション工事、バリアーフリー工事もご相談ください。付帯工事でも豊富な実績があります。建物そのもの以外にも、敷地内の犬走り、ウッドデッキ、サンルーム、土間、ブロック塀、外壁、内壁、擁壁、囲い、鉄製フェンス、門扉、石垣といった部分的な工事も承ります。土地や区画の庭石の移動や庭木、植木、樹木の伐採、裁断、花壇の整地、地中埋設物の撤去もお任せください。住宅周りの解体工事も施工用例が豊富にあり、これまで、舗装されたアスファルトの斫り、地下室、外構、別棟、宿舎、野積倉庫を含むプレハブ倉庫、小屋、納屋、物置、浄化槽、井戸、土蔵なども解体しました。駐車場周りのカーポート、車庫、ガレージ、カスケードガレージの解体工事も施工します。また、工事以外にも行政機関への家屋滅失の届出や相続税の試算といった手間取る事務作業も当社にお任せください。

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