東京都目黒区の木造3棟解体工事 施工事例

東京都目黒区の木造3棟解体工事です。

車両等の侵入が困難な場所で、60m手搬出にて施工を行いました。また隣接する住宅との距離が近く、重機を使用した解体工事が難しいと判断し、手壊しによる施工をします。重機を使用せずに、手壊しによる解体工事でも廃材や粉塵が隣接する住宅に飛散する可能性があったので、足場を建設することで対策を行いました。建設した足場には防音シートを張ることで、廃材の飛散や解体工事中の騒音を軽減させる狙いがあります。また防音シートを張ったからと慢心はせずに、解体工事を開始する前には必ず近隣住民に声掛けを行ってから施工を開始することで、クレームにつながらないよう徹底しております。目黒区は住宅が密集している地域が多くあるので、万全の対策をして解体工事を行うのが不可欠です。

なお、事前の調査でアスベスト含有建材を確認しました。事前調査にてアスベストを確認したので、届出義務者が発注者又は自主施工者になります。運搬・処分は収集運搬業者・処分場との委託契約・マニフェストに従って適正に処理します。

重機を使用した解体工事ができないため、作業員を増員して解体工事を行いました。

隣接する住宅と廃材の接触が起こらないよう、手壊しでも慎重に解体作業を行います。重機を使用した施工よりも大幅に時間はかかってしまいますが、安全第一で作業を進めました。また解体工事と並行して、撤去した廃材の分別作業も行います。

家屋の解体工事が完了したら、住宅基礎の解体工事を行います。

住宅基礎の解体工事は、手壊しでは難しいので搬入できるサイズの重機を使用することで、基礎の撤去を行いました。

住宅基礎の解体工事と搬出が完了したら、敷地内の整地作業をして施工完了です。地中に住宅の木材や、基礎のコンクリートが埋もれていないか確認しながら整地作業を行いました。

今回は重機やトラックの搬入ができずに、人力作業メインの解体工事なりましたので、施工完了までの時間がかかってしまいましたが怪我なく無事に完了しました。また隣接する住宅との距離が近いことが懸念点でしたが、慎重に解体工事を行うことでトラブルなく済みました。隣接する住宅との距離が近い場合は、引き続き安全作業で施工を進めていきます。