東京都足立区梅田の鉄骨造3F解体工事 施工事例

足立区梅田 鉄骨造3F解体工事

施工エリア
東京都足立区
建物タイプ
ビル
造り
鉄骨造(重量鉄骨造・軽量鉄骨造)
坪数
38坪

解体工事着工前の鉄骨造3階の建物

東京都足立区梅田、鉄骨造3階建ての解体工事です。

敷地面積が広く、元々は商店だった鉄骨造の建物ですが、建て替えるとのことで解体工事をさせて頂くことになりました。工期は25日間なので、余裕を持って安全第一で工事を進めていきます。また建物が塀ギリギリの位置にあり、木材や廃材が飛散する可能性があるので、足場を設置して防音シートを張りました。防音シートを張ることで取り壊す際の廃材の飛散を防ぐのと、重機の騒音を軽減させ、近隣からのクレーム対策を行っております。しかし、防音シートだけでは完璧ではないので、近隣への声掛けをして施主様のご迷惑にならないように徹底した配慮を欠かしません。

なお、事前の調査でアスベスト含有建材はありませんでした。鉄骨造の建物はアスベストが含まれている可能性が高く、もし事前調査にてアスベストを確認した場合には、届出義務者が発注者又は自主施工者になります。運搬・処分は収集運搬業者・処分場との委託契約・マニフェストに従って適正に処理します。

鉄骨造建物の内装の解体工事

足場に防音シートを張って養生ができたら、内装の解体工事を進めていきます。構造は鉄骨造ですが、内装に木材が多くあったので分別しながら手作業で解体作業を行いました。

なお、事前の調査でアスベスト含有建材はありませんでした。鉄骨造の建物はアスベストが含まれている可能性が高く、もし事前調査にてアスベストを確認した場合には、届出義務者が発注者又は自主施工者になります。運搬・処分は収集運搬業者・処分場との委託契約・マニフェストに従って適正に処理します。

  • 足立区梅田 鉄骨造3F解体工事鉄骨造建物の内装の解体工事
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塔屋手壊し後の、重機による建物の解体工事

内装の解体と廃棄が完了したら、次に塔屋を人力で除去していきます。

重機を使用しない理由としては重機の大きな振動と、重機による解体ですと養生をしていても、大きな騒音や近隣に廃材が飛び散って危険だと判断したからです。また建て替える際の近隣との関係性も考慮しております。工期に余裕があり、安全第一で取り壊しを行いたいので、作業単価が高くなりますが人力による手壊しをする工法で除去しました。手壊しが必要となる場合、取り壊す単価が割高になるものの、重機には不可能な細かな作業を行えるのがメリット。特に今回のような近隣との距離が近く、木材や廃材が近隣住宅に落下する可能性がある時は、積極的に人力で解体を行います。 無事に塔屋の手壊しで除去できたら、重機による建物の解体工事に取り掛かります。

足場で養生をしてますが、鉄骨造の外壁はALCという軽量気泡コンクリートで、取り壊す際に粉塵が飛散しやすいです。水を掛けながら軽量気泡コンクリート飛散と、重機の振動などにも注意して解体を進めていきます。

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重機による建物の解体工事

手作業による塔屋の取り壊しが完了したら、重機メインで鉄骨解体を進めます。 今回は軽量ではなく重量鉄骨なので、重機のアタッチメントは重量鉄骨を切断できる鉄骨カッターに交換しました。また木造の家屋とは構造が違うので、重量鉄骨に適した工法で解体します。鉄骨を取り壊す際には、建物が近隣の住宅に倒れないように、慎重に取り壊します。鉄骨の取り壊しは、木造の家屋よりも計算した壊すのが重要です。

  • 足立区梅田 鉄骨造3F解体工事重機による建物の解体工事
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鉄骨の溶断作業

建物と塀が近く、また騒音などの問題により重機による鉄骨の切断ができないところでは、手作業で鉄骨を溶断する工法で施工します。 手作業なので重機で取り壊すよりも時間が掛かりますが、重機のアタッチメントが塀に接触して破損するリスクと工期を考えますと、手作業で確実に取り壊していきたいところです。人力になりますので、塔屋の解体と同様に単価が高くなりますが、施主様とのご相談を重ねてお見積もり時に相談させて頂きます。

  • 足立区梅田 鉄骨造3F解体工事鉄骨の溶断作業
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建物解体後の整地

建物の鉄骨解体が完了したら、鉄筋コンクリートの土間撤去、整地をして施工完了です。

敷地の面積いっぱいに鉄筋コンクリートの土間があり、土間を撤去する際に騒音と振動が発生するため、近隣への声掛けをしてから取り壊す土間の撤去を開始します。今回は駐車場の土間コンクリートでしたので、土間は全て鉄筋コンクリートになります。鉄筋コンクリートは壊す際に細かくなりやすいため、地中に埋まらないように廃棄しました。また建物を取り壊した際に飛散した木材が地中に埋もれていないか、重機で地中を掘り起こしながら整地します。もし家屋に建て替えるのであれば、クレームの対象にもなり、施主様に迷惑がかかるからです。鉄筋コンクリートの土間廃棄までが完了したら、最後に敷地内の整地をして施工完了になります。 解体工事後は滅失登記の届出が必要です。借地の場合は地主と滅失登記の届出について相談すること推奨します。

重量鉄骨造3階建て坪数が38坪、約110㎡ほどの面積とやや大きい解体工事でしたが、工期に遅延することなく施工完了しました。2階建てと3階建て、木造と鉄骨造では解体相場が大きく変わりますので、見積もり時にご相談ください。

今回の様な鉄骨解体、空き家の解体、リサイクル処理の依頼なども承っておりますので、鉄骨解体以のみならず、解体に関連することは弊社までご相談ください。

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東京都足立区 ビルの解体工事は是非弊社にご相談ください。鉄骨造(重量鉄骨造・軽量鉄骨造)解体工事のお見積り依頼や費用のお問合せ、お待ちしております。

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