神奈川県横浜市港北区新吉田 木造建物解体

神奈川県横浜市​​港北区新吉田の木造二階建て解体工事です。家屋の解体工事と外構の撤去を行い、敷地内を更地にするまでが今回の依頼内容になります。

平成10年に建てられた比較的新しい建物で、前面道路が広く、重機や廃材などの運搬はスムーズに行えました。しかし、隣接する家屋との距離が近く、木くずやコンクリートガラなどの廃材が飛散する恐れがあったので、足場を設置して養生シートを張ります。養生シートを張った足場は道路を除いた全ての方面に建設することで廃材の飛散を予防しました。また、閑静な住宅街での解体工事になるため、着工前に挨拶や声かけを徹底して実施し、クレームに繋がらないよう配慮しながら解体工事を進めます。

なお、事前の調査でアスベスト含有建材はありませんでした。事前調査にてアスベストを確認した場合には、届出義務者が発注者又は自主施工者になり、石綿作業主任者を選任して適正に処理します。

足場と養生シートの設置が完了したら、家屋の解体工事に取り掛かります。高さの低い木造家屋なので、小型の重機を搬入しました。家屋の手前から徐々に取り壊し、重機の足場を作ってから本格的に解体工事を行います。また、木くずや石膏ボードなど廃材の種類ごとに分類しながらトラックへ積み込み、運搬と処分を実施します。必要であれば、フレコンバックなどを活用して少量の特殊な廃材もしっかりと処分します。

木造家屋の解体工事完了後は、基礎コンクリートの撤去工事を行います。比較的新しい家屋のコンクリート基礎なので、撤去工事に想定よりも時間がかかってしまいました。なるべく細かくブレーカーを入れることで徐々にコンクリート基礎を取り壊していきます。また、基礎の立ち上がり部分は非常に頑丈だったため、バケットで地中を堀り、ブレーカーではつりやすいように工夫しながら解体工事を進めました。コンクリート基礎の撤去と並行して、コンクリートガラと鉄筋の積み込み・運搬作業も行います。

コンクリート基礎の解体工事が完了したら、次にコンクリート擁壁の撤去工事に取り掛かります。コンクリート基礎の立ち上がりと同じ要領で地中を掘り、擁壁を倒す形で撤去しました。撤去したコンクリート擁壁は、運搬しやすいようにブレーカーで適度なサイズのコンクリートガラにして処分します。

外構の撤去完了後は、敷地内の整地作業を進めていきます。アタッチメントにスケルトンバケットを搭載した重機を活用して、地中を軽く掘り起こしながら整地を行います。地中を掘り起こすことで、埋もれてしまった木くずやコンクリートガラなどを見つけるのが狙いです。敷地内が更地になったら、最後に前面道路の掃除とバリケードを設置して施工完了です。

今回は比較的新しい家屋だったため、コンクリート基礎の撤去に想定以上の時間を要してしまいました。しかし、実働12日と無事工期内に施工を終えられたほか、近隣からのクレームもなく作業を進められたので安心しました。今後もクレームに発展しないよう、挨拶や声かけなどを継続して行っていきます。弊社では、鉄骨造家屋やブロック塀、浄化槽、建て替えを目的とした解体工事なども承っております。また、空き家となってしまった家屋の解体であれば、補助金を活用した施工の相談も可能です。ご気軽にお見積りやご相談ください。