東京都三鷹市中原 鉄筋コンクリート解体工事 施工事例

東京都三鷹市中原の鉄筋コンクリート造2階建の解体工事です。坪数は42坪で外構と植栽の撤去工事までが今回の依頼内容になります。

今回は鉄筋コンクリート造の解体工事のため、クラッシャーやハンドブレーカーなど騒音が発生しやすい機材を使用する必要があります。騒音によるクレームに繋がらないように施工前に挨拶や声かけを徹底しました。加えて、圧砕したときの破片や粉塵が飛散するのを軽減するために足場を建設し、養生シートを張ってから施工を行います。

なお、事前の調査で外壁塗料からアスベストが検出されました。事前調査にてアスベストを確認したので、届出義務者が発注者又は自主施工者になります。運搬・処分は収集運搬業者・処分場との委託契約・マニフェストに従って適正に処理します。また、アスベストを撤去してから建物の解体工事に取り掛かります。

アスベストが検出されたため、手作業で外壁塗料の撤去工事を行います。アスベストが飛散しないように養生シートを張ったうえで、手作業で慎重に撤去していきます。また、フレコンバッグを活用して運搬時にアスベストが飛散するのも防ぎました。なお、弊社ではアスベストの解体工事が発生した場合、近隣の方への説明を徹底して行っております。

アスベストが検出された外壁塗料を完全に撤去したら、内装と鉄筋コンクリート造家屋の解体工事に取り掛かります。内装の解体工事で発生した廃材は階上のスペースを利用してまとめておき、重機を活用して処分します。内装の解体工事完了後は、家屋の解体工事を進めます。鉄筋コンクリート造で圧砕しながら取り壊す必要があるため、アタッチメントにクラッシャーを備えた重機を回送しました。クラッシャーで圧砕することで鉄筋とコンクリートガラを分別しながら解体工事を行えます。また、クラッシャーで圧砕する際に、鉄筋コンクリートの粉塵が飛散するのを抑えるために、ホースでの水撒き作業も実施しました。

鉄筋コンクリート造家屋の解体工事完了後は、コンクリート基礎と外構の撤去に取り掛かります。外構はコンクリートブロック塀がメインのため、引き続きクラッシャーとハンドブレーカーを活用して撤去工事を進めました。建物と同様に鉄筋とコンクリートガラを分別しながら撤去と運搬作業を並行して行います。

基礎コンクリートの撤去工事が完了したら、アタッチメントをスケルトンバケットに変更して整地作業を進めます。地中に圧砕した鉄筋コンクリートやブロック塀の廃材が埋もれないよう、スケルトンバケットで掘り返しながら整地作業を行いました。最後にバリケードを設置して施工完了です。

今回は外壁塗装からアスベストが検出され、手作業での解体工事期間を設けたため、実働30日で施工が完了しました。閑静な住宅街での作業でしたが近隣住民への挨拶回りを徹底したので、無事にクレームや事故なく工期内に施工を終えられました。弊社では、仮設のプレハブからマンションなどの大規模な解体工事も承っております。ご気軽にお見積りやご相談ください。